シンプルな生き方を目指すセラピストシローの人生シロウト体験日記 

シンプルな生き方を理想とし、無駄な思考・行動をできるだけ排除するためにはどうするかを自己の体験・思考を元に綴るブログです。

農を生業にするということ。

農を仕事にするということは非常にハードルが高いと感じます。

制度がどうのこうのではなく、実感としてそう思います。

というのも私は仕事をしながら畑作業をしています。

朝出勤前に畑に行きます。

土日の予定の無いときは朝から夕方まで畑に行きます。

使わせてもらっている畑の作業を中心に行いますが、その土地の主の方の仕事を手伝ったりもします。

その方は高齢のご夫婦です。

ご夫婦で農を生業としています。

ご主人は花づくりとトラクターや耕耘機等の機械類の操作、スーパーへの出荷を主に行います。

奥様は野菜作りや草取りを中心に行います。

お二人とも天候が悪くなければ毎日働きます。

明け方から暗くなるまでみっちりと働きます。

ご主人は75歳、奥様は67歳。

私よりも倍の年齢になっても休みなく働きます。

昔より稼ぎは落ちたと言いますが、ほぼ毎日休みなく働いて年収400万ほど。

この年齢にしては中々の稼ぎだと思います。

しかし、農を生業とするということは世間が思っているほど甘くないと思います。

地産地消や食料自給率を上げようとか言ってるけど正直しんどい。

生業とするためにはまずちゃんと野菜が作れないといけません。

当たり前のことですがこれが大前提。

売り物を作れなければどこで売るかとかどうやって売るかとかの戦略はまったく意味をなしません。

一人で上手く野菜を作れる訳がありません。

知識を持ってるのと実践をするのでは全く違います。

机上の空論では野菜は育ちません。

野菜作りは簡単ではありません。

仮にこの第一段階をクリアできたとしてもこの先幾つものハードルが待っています。

その次に私が大変だと思うのは収穫です。

400万の年収を得ようと思うと仮に全てダイコンデ賄うとして(そんなことはあり得ませんが)、大根1本がだいたい100円程度です。

そうすると大根が4万本売れる必要があります。

途方もない数字です。

大根だけ育ててる農家もあまりないとは思いますが、野菜一つの単価が安いので農を生業とするためには膨大な数の野菜を作り、売る必要があります。

生活が安定するまでの補助金は確かにありますが、それに頼れるのにも年数に限りがあります。

その年数の間に技術を習得することができればいいですが、中々それも難しいことだと思います。

生半可な気持ちでは農業はできません。

家庭菜園レベルの自給自足を国民を挙げてやれるのが一番理想じゃないかなって思ってます。

売り上げを上げようと思えば効率化が求められます。

農業において効率化するということは石油エネルギーを多量に使う必要がありますし、体に害を及ぼす薬剤や肥料そして品種を使うことになります。

本来であれば人間の体に良いものであるはずが効率化を求めるあまり、残念ながら害を作っていることになります。

そのため私は本業は毎年海外旅行に行ける程度の仕事量に抑え、家庭菜園で自分の食べる量を賄う程度のものを作るというユルい半農半Xみたいなライフスタイルが理想かなと思ってます。

農家を目指すつもりで畑を使わせてもらいましたが、諦めて遊び程度の農を目指します。

頑張りすぎは体に毒ですから。

ほどほどに行きます。