シンプルな生き方を目指すセラピストシローの人生シロウト体験日記 

シンプルな生き方を理想とし、無駄な思考・行動をできるだけ排除するためにはどうするかを自己の体験・思考を元に綴るブログです。

高齢者は田舎ではなく都会へというのはちょっと違うくない?

昨日のニュース番組で「地方創生のために人口が減っている田舎に高齢者を移住させる。」というニュースがありました。

 

ただでさえ高齢者が多い場所に高齢者を住ませてどうするの?と率直に感じました。

田舎では今高齢化率が高まり、私が住んでいる市(人口2万人規模)では高齢化率が34%になっています。

高齢化率が高まっているために介護職者が不足しています。どこの事業所でも人材不足のために求人を常に行っていますが、解決されていないのが現状です。

 

つまり、仕事があるのに人が集まらないために十分なサービスが提供できていないというのが現状です。

そんな状態でさらに都市の高齢者を田舎に移住させるというのは正気の沙汰ではないと思いますがその辺りを考えた施策なのでしょうか?

 

「田舎を活性化させたい」そして、「日本全体を活性化させたい」という趣旨の下、上記のような施策を検討しているのでしょうが、現実問題田舎を活性化させたところで特に大きな変化はないように感じます。

日本全体の人口が減り続けている中で、人口を全国に分散させて中途半端な経済活性を行おうとしても中途半端な活性化しか起こらず結局何がやりたかったのかよくわからない状態になっちゃいます。

 

そうではなく、「田舎は田舎」、「都会は都会」でしっかりと分けた方がいい。

役割をしっかりと分けないと訳がわからなくなります。

 

最初の話に戻りますが、なぜ高齢者を田舎に移住させることが問題かというと。

田舎は医療・介護サービスが充実していないということです。

これは高齢者にとっては死活問題です。

高齢になるにつれて医療・介護サービスを必要とする人は増えてきます。

しかし、田舎ではそのニーズを満たすだけのサービスがないことが多いです。

 

仮に高齢者を田舎に移住させ、医療・介護サービスの仕事が田舎にたくさんあるからと言って果たして医療・介護従事者が田舎に移住したいかということも問題になります。

そもそも今の時点ですでに田舎には医療・介護サービスの仕事というのは腐るほどあります。

しかし、田舎に就職を希望する人がいないからいつまでも求人情報が更新されることがありません。

医療・介護従事者の多くはその現状を知っていますが、仕事が少ない地元を離れてまで田舎に就職しようと考える人は少ないです。

 

医療・介護従事者の多くは人のために働きたいと言いますが、実際のところではそこまで献身の精神というのは少ないです。

自分がやった感が得られればそれでいいのです。これ自体が悪いことでもなんでもなく人として当然の権利ですから責められることではありません。

 

田舎が田舎であるのには理由があります。

発展しないのは発信の仕方が下手なのではなく、田舎に興味を持つという人自体が少ないのです。

結局上手に発信をしたところで、田舎に興味を持たない人は持ちません。

田舎に興味があるような人は自分で調べてその地域を訪れます。

発信の上手な人がいるからある田舎が活性化される訳ではありません。

その地域に多く人を魅了するだけのものがないから田舎は田舎なんです。

まずはそこをしっかりと認識することが大事です。

 

日本全体を考えれば消費の少ない、田舎に目を向けるのではく消費の多い都会をもっと都会にして大量に消費する街を作ればいいんだと思います。

田舎は田舎だからいいのであって、田舎に人が集まれば田舎が好きな人はそこを出ていくでしょう。

また田舎に人が集まればその田舎が本来持っている良さというものを失う可能性があります。

それでは独自性がなく、余計に日本全体が個性のない国に思われてしまいます。

 

「田舎は田舎」「都会は都会」ということを認めて経済的には豊かではないがゆったりとできるところが田舎、ゆったりできないが経済的には豊かであるが都会。という風に住み分けをした方が選択肢が増えていいとは思うですがいかがでしょうか?

 

シロウトシローなりに田舎と都会の在り方を取り留めもなく考えてみました。